ドローン・レーザ計測・AIによる森林イノベーションで
森林の公益的機能を未来へつなぐ
精密林業計測株式会社は、2017年に信州大学発ベンチャーとして設立されました。
「森林の公益的機能の回復とこの景観を未来へ」を企業理念とし、
最先端のリモートセンシング、AI解析、GIS技術を活用して、
地域の持続可能な森林生態系と安全・安心な社会の実現に取り組んでいます。
日本の国土の約70%を占める森林は、水源涵養、防災、炭素固定など多面的な機能を担っています。
しかし、担い手の減少や管理の遅れにより、その機能は低下し、近年では豪雨災害などのリスクが
増大しています。
国は「森林経営管理制度」や「森林環境譲与税」を通じて、
各自治体に対し持続可能な森林経営を推進しています。
私たちは、現場に寄り添ったデータ解析と技術導入により、
地域ごとの課題に即した森林整備の実現を支援します。
事業内容
産(企業)・学(大学)・官(行政)の連携によって、研究成果を社会実装へとつなげるのが当社の強みです。
自社で取得した実験林を活用し、現場検証と若手育成を進めています。また、社内「森林業ゼミ」により、知識と発信力の両立を目指しています。
精密林業計測株式会社は、信州大学発の研究開発型スタートアップ
として、「森林を見える化し、地域を豊かにする」ことを使命に掲げています。
ドローンとAIを活用した独自の特許技術により、森林資源量の自動
解析や境界明確化、災害・獣害対策など、山村の現場課題に真正面から挑戦してきました。
社員一人ひとりが技術と営業の両輪で地域に寄り添い、自治体や企業と協働して成果を生み出す“万能型エンジニア”として成長を続けて
います。
これからも信州を拠点に、地域の森を守り、持続可能な林業経営と環境保全を実現しながら、日本発のスマート林業モデルを世界へ発信してまいります。
代表取締役 加藤 正人(信州大学農学部・特任教授)