スマート林業とは
スマート林業とは
近年、高齢化と人口減少に伴って、ますます林業従事者の人手が足りなくなってきています。林業は育林と伐採のサイクルから成り立つ生業であるため、人手をかけずいかに効率よくこのサイクルを循環させてゆくかを考えることがこれからの林業には必要です。
その解決策の一つとして「スマート林業」が林野庁を中心に推進されています。スマート林業とは、ICTなどの新しいデジタル技術を取り入れた新しい林業の形態です。
私たち精密林業計測株式会社は、山林に生えている一本一本の樹木に着目し、人工衛星やドローン空撮から得られる画像、ドローンレーザや地上レーザによる森林の三次元点群から、一本一本の樹木の森林資源情報を得るための技術開発に取り組んでいます。その結果、従来の森林資源調査では時間と労力がかかっていた広域かつ高精度な森林資源情報の取得が実現されました。
山林に生えている樹木の資源情報をデジタルデータとして扱うことで、広範囲の樹木についての樹種、樹高、胸高直径や材積を以前よりも容易に確認することが可能になります。森林資源情報のデジタル化により、施業計画や森林管理をコンピュータ上で行うことができるようになり、森林管理の大幅な省力化が期待できます。
このように、精密林業計測株式会社は一本一本の樹木の森林資源情報を提供することでスマート林業に貢献しています。